FIREしたら、家族との付き合い方もちょっと変わった
FIRE生活を始めてから、「家族との関係」にも少しずつ変化が出てきました。
FIREする前は会社勤めをしていたので、平日は朝から晩まで時間がなく、
正直、家族と会うこと自体も「つい後回し」にしていたように思います。
でも今は違います。
- 平日昼間にふらっと親とランチをする
- 会話の中で、ゆっくりと相手の話を聞く余裕がある
- 家族にとっても自分にとっても“良い1日だったな”と思える時間を作る
FIREしたからこそ気づけた、そんな変化がありました。
忙しい会社員時代は「家族=義務感」になっていた
僕は以前、かなり大きな企業で部長職をしていました。
会社も待遇も良く、不満は少なかったですが──
とにかく「忙しい」の一言。
- 自分の仕事のことで頭がいっぱい
- 家族の話をちゃんと聞く余裕なんてない
- 会ってもどこか義務感で接していた
今思えば、感謝の気持ちよりも、「こなす」ことが優先になっていたかもしれません。
FIREして生まれた、“感謝する余白”と“聞く姿勢”
FIREして、自分の時間と心にゆとりができると──
不思議なもので、だんだんと両親に対する感謝の気持ちが自然と湧いてくるようになりました。
「こんな自由な暮らしを選べたのも、育ててくれた家族のおかげだな」って。
だからこそ今は、会話のときも意識的に“聞く側”に回るようにしています。
- 両親が気持ちよくたくさん話せるように
- 僕は聞き役にまわり、話題も相手中心に
- 今日はいい日だった、と思ってもらえるように工夫する
そんな時間を持つことが、今では自分自身の幸せにもつながっています。
正直、めんどくさい日もある。でも…
とはいえ、正直に言えば「ちょっと面倒だな」と感じることもあります(笑)。
- 話が毎回似たような内容だったり
- 昔からの関係性なので新鮮味に欠けたり
でも今は、それを“義務”や“我慢”ではなく、
「こちらから仕掛けて楽しくする余裕」が自分の中に生まれてきた気がします。
なにげない会話に笑いを加えたり、
自分からちょっとした話題を持ち込んだり。
そんなひと工夫が、両親の笑顔につながって、
結果的に僕自身の“いい1日”にもなっている──そんな実感があります。
FIREは、家族との関係もリデザインするきっかけになる
FIREと聞くと、資産運用や時間の自由といったイメージが強いかもしれません。
でも、実際にFIREしてみると、
自分の大切な人との関係性にも「見直しのチャンス」がやってくると思うのです。
家族との時間を、もっと丁寧に、優しく、前向きに──
そういう生き方に変えていけるのも、FIREの魅力の一つだと僕は感じています。
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