会社員として成功していた僕が、FIREを決断した理由
FIREをする前、僕は大企業で部長職を務めていました。
収入にも、社会的なポジションにも、不満はほとんどありませんでした。
──ただ、妻の突然の死をきっかけに、
「自分の残された時間を、本当にやりたいことに使いたい」
そう強く思うようになり、FIREを決断しました。
資産運用を中心に生活費をまかなう生活が始まりましたが、
やがて、ただ資産運用だけを続ける日々に、物足りなさを感じるようになりました。
会社に通わなくなったことで、膨大な“自分の時間”が手に入ったからです。
自分で選んだ、自分のビジネスたち
そこで僕は、空いた時間を使って、新しいビジネスに取り組むことにしました。
ビジネスといっても、お金儲けだけが目的ではありません。
「価値を生み出して、人に喜んでもらう」──その対価としてお金をいただく、という活動です。
まず始めたのは、亡き妻が立ち上げた米粉を使った台湾カステラ屋さんの継承。
今も毎週末、コツコツと続けています。
- 自分で商品を開発し
- 自分でマーケティングを調べ
- 自分でお客様と接し
- 笑顔で買ってくれる方々と直接交流する
──大企業では味わえなかった、ひとつひとつの「実感」を得られる仕事です。
毎日が、新しい発見とやりがいにあふれています。
FIREしていたから、安心して「好きな仕事」に取り組めた
ここで、もしかすると疑問に思う方もいるかもしれません。
「でも、それだけで生活できるの?」
実は、台湾カステラ屋さんの収入だけでは、生活費全体をカバーできていません。
でも、そこにFIREの強みがあります。
- 資産運用による収入がある
- 民泊ビジネスの副収入もある
- 生活費に困らない安心感がある
だからこそ、「利益最優先」ではなく、「自分が本当にやりたい仕事」に取り組めるのです。
これは、会社員時代には到底できなかった選択でした。
今も、そしてこれからも──新しいチャレンジを続けたい
カステラ屋さん以外にも、以前から続けている民泊運営も楽しく続けています。
これからまた、新しいビジネスにもチャレンジするかもしれません。
毎日、「こんなことできたら面白いな」とアイデアを考える時間が、
今の僕にとって、かけがえのないワクワクの源です。
そしてそれもこれも──
FIREで自由な時間を手に入れたからこそ、できること。
今、自分の選択に心から感謝しています。
もし、同じように「自分の本当にやりたい仕事をしたい」と考えている方がいたら、
FIREという選択肢を、ぜひ一度真剣に考えてみてほしいと思います。
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